くんぺる こどものへや 保育園

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くんぺるこどものへや

わたしたちの保育園

豊かな日常に向かって

1豊かな日常に向かって

小さな子どもは、日常の生活が中心にあります。手を洗う、くつを履く、服を着替える、食事をする、片付ける、おとなの動作を見ながら徐々に自分でしたくなります。良いタイミングで助け、少しずつあたりまえにできる動作が増えて、子どもは豊かな気持ちになっていきます。

食で育つこころとからだ

2食で育つこころとからだ

子どもの心とからだをつくる日々の給食は、食文化を伝える場所です。無農薬の野菜をたくさん食べる、タンパク質は魚と豆類から摂るように心がけ、煮干しと昆布、鰹で出汁を取り、味噌は自園で作る、素材の味を薄味でいただく、とてもこだわった給食です。味噌汁はお椀で、ご飯やお茶は陶器の食器を使い、食べた後は食器の汚れを拭きとります。人としての基礎、食べることから健やかで穏やかな心を育みます。

保育の姿勢

3保育の姿勢

保育者の姿勢は、子どもに真摯に向き合って観察することから始まります。子どもが意思を持って考えていること、自分でやってみようと一歩前に向かっていることを感じ取って援助をします。おとなが子どもの手を引くのではありません。今、何が必要か、何に困っているのか、言葉がけは最小限にことばを選び、子どもの心の奥深くをそっと見つめるように、それが私たちの大事な役割のひとつです。

保育環境

4保育環境

保育室の玩具は、おとなが見ても美しい木製のものが中心で発達に合わせて厳選しています。
繰り返しの遊びを好む時期、想像力を発揮して遊ぶ時期、コミュニケーションを育む時期、同じ玩具でも遊び方が違ってきます。ひとりで集中して遊ぶ時間は机をお友だちと共有しない環境を作り、積木やパターンブロックなど建設的な遊びには、広いスペースと十分な量を準備しています。

子どもの可能性をみつめて

5子どもの可能性をみつめて

子どもの手本はおとなです。そばにいるおとなの言葉や考え方は、人格形成期の子どもの頭の整理につながる大切な思考のみちすじとなります。考え方が日々の習慣となり、それが価値観として身についていきます。
保育園では、さまざまな自己表現に取り組み、自己肯定感や自己コントロール力につなげています。子どもの可能性は計り知れませんが、どんな可能性の中にも立ち止まる時はあります。乗り越える力は自身の考え方に左右されるので、人格形成期のおとなの役割は重要です。
日常に心を向けて保育する、そこにたくさんの願いを込めています。
おとなの真似ができるように準備して、おとなは真似をされても大丈夫なように心がけています。

ごあいさつ

ごあいさつ

ごあいさつ

『ひとの育ち』を専門家といっしょに応援するNPO法人「0−99おかやまおしえてネット」と申します。私たちは、1989年「子育てを考える会」(前身)を発足以来、たくさんの親子と向き合ってきました。
その経験を大切にして、小さな保育園《くんぺるこどものへや》を立ち上げました。
『子どもの育ち』は希望に満ちています。しかし、社会はたくさんの課題を抱え、課題の多くはひとの育ち方にあると考えられます。
乳幼児期は人格をはぐくむ時期、保育園の役割はとても重要です。

本園では、子どもも大人も同じく人格を持つ人として尊重し合い、豊かな日常が過ごせるようにさまざまな工夫をしています。子どもは、おとなと暮らしながら、日常の生活の仕方や道具の使い方を覚え、同時におとなの感情や考え方に沿って過ごします。ゆったりとした時間を過ごせば思考は良い方向へ向かい、余裕がなければ混乱を招きます。
子どもはいずれ社会の人となる人です。少し先を見ながら、「今」をどのように過ごすか、真剣に取り組んでいきたいと思います。

代表理事 洲脇 美智子
代表理事 洲脇 美智子